委ハ如何
して実を
養ふや
を樽抜と呼ふ、凡て梨柿ともに甘美なりといへ
ども、貪り食へは歯を損ず、白柿、烏柿其患ひ最其患ひ最其患ひ最其患ひ最其
し、
橘ハ何時
舶来せし
や誰か取
来りしや
第十五
橘は昔垂仁天皇の朝に田道間守といへる人、初
めて其種を、外国より求め得て帰る、これより此
類我国に播れり、蜜柑は其味甘く、金柑は其形に、
し、抽は大にして酸く、香
橙は香しくして甘し、其
他朱薬、枸縁、仏手柑等次
第に舶来して普く培養
するに至れり
第十六
村ハ何
を佳とす
や
人間の用材となるべき
木は、扁柏、松、杉、尤緊要と
す扁柏は古より檜字を
用ゐ来れり、其類側柏花
柏等あり、杉は材赤きを
赤みと稱へてこれを重ず、其色美なるのみなら
ず久しくして朽ざるか故なり、松は其類多し、材